ご家族の方へ:一人で悩まないでください
身近な人の薬物問題に直面し、どう接すればよいのか、どこに相談すればよいのか、途方に暮れているご家族は少なくありません。依存症は「家族の病」とも言われますが、適切な知識とつながりを持つことで、家族自身も、そして本人も回復への道を歩み出すことができます。
■ アパリウエスト家族教室
薬物の問題で困っているご家族を対象に、正しい知識の習得と対応方法を学ぶ場を提供しています。心身ともに疲弊しているご家族が健康を取り戻し、孤立を防ぐことを目的としています。
【主な内容】
・薬物依存症の正しい理解
・家族としての適切な対応(境界線など)
・同じ悩みを持つ家族同士の交流
■ ご家族の薬物問題でお困りの方へ(学習リソース)
厚生労働省が公開している「家族読本」は、依存症者の行動をどう理解すべきか、具体的かつ丁寧に解説されています。まずは一読されることをお勧めします。
「説得や説教、あるいは叱責したりしても決してやめようとしない……。本人が一番苦しんでいるのと同時に、支える家族もまた、出口のない迷路に迷い込んだような苦しみの中にいます。」
■ 相談先・支援組織
依存症への理解を広げ、「やり直せる社会」を目指す全国組織です。
薬物の問題を持つ家族や友人が、仲間と希望を分かち合う場です。
アルコールの問題で苦しむ家族や友人のための世界的な自助グループです。
ギャンブルの問題に直面している家族や友人が、経験を分かち合います。
私たちの施設でも、ご家族からの電話相談を受け付けています。本人がまだ回復を望んでいない段階でも、ご家族だけで相談に来られるケースも多くあります。秘密は厳守いたします。
ご相談受付: 月曜〜金曜 9:30〜16:30
ご家族からよくある質問(FAQ)
A. はい、もちろんです。
ご本人が拒否している段階でも、まずはご家族がつながることが大切です。家族が対応を変えることで、本人が回復に向かうきっかけが生まれることもあります。まずはご家族の不安を軽減するために、お電話や面談をご利用ください。
A. 生活保護を受給されている方も多く利用されています。
費用については、ご本人の状況に合わせて柔軟に相談に応じています。福祉事務所との連携も含め、スタッフがサポートいたしますので、経済的な理由であきらめる前に一度ご相談ください。
A. 「適切な境界線」を引くことが回復への第一歩です。
良かれと思って肩代わりしていることが、結果的に依存を長引かせてしまうこともあります。家族教室(アパリウエストなど)や自助グループで、具体的な接し方を学ぶことをお勧めしています。
A. 秘密は厳守いたします。
ダルクは医療機関や警察ではありません。ご相談いただいた内容や個人情報が、ご本人の同意なく外部に伝わることは一切ありませんので、安心してお話しください。
上記以外にも、気になることがあれば何でもお聞きください。
私たちは、ご家族の味方でもあります。
