K-DARC FORUM 1st 開催

K-DARC FORUM 1st

薬物依存という暗闇の中、40年もの間、希望の光を灯し続けてきたDARC。

その道のりは、困難に立ち向かう人々に勇気を与え、社会の偏見という壁に挑み、

誰もが自分らしく生きられる社会を目指してきました。

私たちはこれからも、地域社会との連携を深め、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指します。

K-DARCフォーラムは、新たな希望を灯すための第一歩です。

共に、未来を創造しましょう。

K-DARC FORUM PDFチラシ

日程:2025年4月6日(日)13時~16時半 (開場12時半)

会場:大阪市立西淀川区民会館ホール(大阪市西淀川区大和田2-5-7)

アクセス:阪神なんば線 福駅 徒歩約5分

プログラム
13:00 総合司会

渡慶次 稔(山口ダルク)
松村 明純(香川ダルク女性ハウス)

13:15 スピーカー

宮本 容子(高知ダルク)
猪瀬 健夫(びわこダルク)
太田 実男(京都ダルク)
千坂 雅浩(鳥取ダルク)

14:20 休憩

14:30 シンポジウム

司会: 市川 岳仁(三重ダルク)

シンポジスト

倉田 めば(大阪ダルク)
倉田 智恵(大阪ダルク女性ホーム)
加藤 武士(木津川ダルク)

16:00 各ダルクよりお知らせ

16:20 閉会のご挨拶

16:30 終了

お問合せ:0774-26-4151(木津川DARC)

主催

三重DARC、びわこDARC、京都DARC、木津川DARC、大阪DARC、堺DARC、神戸DARC、阪神DARC、奈良DARC、鳥取DARC、岡山DARC、徳島DARC、香川DARC、愛媛DARC、高知DARC、広島DARC、山口DARC

今日は遅れた書き初め

今日は午後から書き初めをしました。

最初は、何人かの仲間はあまり乗り気ではなく、億劫そうにしている様子でした。しかし、筆を握り、墨を硯ですって書き始めると、雰囲気は一変。集中した表情で一画一画丁寧に筆を動かし始めました。「よし、もう一枚!」と、次第にテンションも上がり、何枚も練習しているうちに、それぞれが納得のいく作品へと近づいていきました。

今年の抱負を漢字一文字に込めて、真剣な眼差しで力強く書いていく姿は、新年にふさわしい凛とした空気に満ちていました。中には、筆の運び方に苦戦している仲間もいましたが、お互いにアドバイスをし合い、高め合っている様子も印象的でした。出来上がった作品は、個性豊かで力強く、それぞれの決意が伝わってくるようでした。

年末恒例のお餅つき

年の瀬、冬の澄み切った青空の下、木津川ダルクの庭に、もち米の香りが食欲をそそる、一年で最も賑やかな日がやってきた。総勢35名の仲間たちと、20kgのもち米を相手に、昔ながらのお餅つき大会を開催。

庭先で蒸し器の蒸気の立ち込め、もち米がふっくらと炊き上がり、焚き火の炎がパチパチと弾ける庭では、大きな臼と杵が用意された。初めて杵を持つ仲間もいれば、慣れた手つきで餅を搗くベテランも。力任せに搗こうとする若者に、年長者が「餅は優しく包み込むように搗くんだよ」と声を掛け、その温かい手から手へ、伝統が受け継がれていく。

臼の中で、もち米が粘り気を出して一つにまとまり始める。力強いリズムに乗って、杵が上下するたびに、もち米が白く輝き、参加者たちの顔が笑顔に。搗きたての餅は、まだ温かくて柔らかく、口にするとほんのりとした甘みが広がる。

「今年の餅は格別だね」「来年もまたやりたいね」と、言葉が弾む中、参加者たちは、自分たちの手で作ったお餅を頬張り、互いの笑顔と、冬の澄んだ空気を分かち合った。この日の思い出は、きっと彼らの心に、温かい光として長く残り続けるだろう。