仲間と共に笑い合う時間こそ回復の力。クリスマス会と最高の判決プレゼント

木津川ダルク・カルデモンメにサンタクロースがやってきました🎅

先日は、木津川ダルク恒例の「クリスマス会&忘年会」を開催しました。

会は焼肉の食べ放題からスタート。

美味しいお肉を囲みながら自然と会話が弾み、会場は終始和やかな雰囲気に包まれました。

後半はお楽しみのビンゴゲームを実施しました。

番号が呼ばれるたびに「リーチ!」「ビンゴ!」と期待の歓声が上がり、普段は少し表情が曇りがちな仲間からも笑顔がこぼれる、とても温かな時間となりました。

私たちにとって、仲間とともに「楽しい時間」を共有することは、回復への大切な一歩です。

木津川ダルクでは、これからもこうした「人とのつながり」を大切にした取り組みを続けていきます。

そしてもう一つ、とても大きなクリスマスプレゼントを受け取った仲間がいます。

本日行われた裁判の判決において、実刑もありうる裁判でしたが、「禁固2年・執行猶予4年」の判決をいただきました。

社会の中で回復を続けるチャンスを再び得られたこと、これこそが何よりのプレゼントです。

これからも仲間と共に歩んでいきたいと思います。

 

木津川ダルク 新規グループホーム開設に伴うご支援のお願い~新しい「回復の家」を作るために、力を貸してください~

木津川ダルクでは、2026年3月の障害者グループホーム開設(木津川市内)に向け準備を進めております。現在、昨今の物価高騰の影響もあり、生活に必要な設備(エアコン6台、冷蔵庫、洗濯機、家具等)の購入資金が不足しております。つきましては、誠に恐縮ながら、新規開設に向けたご寄付、または物品のご支援をお願い申し上げます。

「ただの施設ではなく『帰りたい家』を。木津川ダルク、新たなグループホーム開設への挑戦」

 

1. 私たちの想い

「ただいま」と言える場所があること。 寒い日は温かな部屋で休み、温かいご飯を仲間と囲むこと。 そんな「当たり前の生活」こそが、依存症からの回復には何よりも大切です。

私たち木津川ダルク・ホームはこれまで、公的な助成に頼らず、自分たちの手と皆様の支えだけで、薬物依存症に苦しむ人々の回復を支援してきました。そして2026年3月、私たちは大きな一歩を踏み出します。 それは、仲間たちが地域社会の中で、より人間らしく、誇りを持って生きていくための拠点―「障害者グループホーム・サリタ」(仮称)の開設です。

「サリタ」とは、古代インドの言葉(サンスクリット語)で「川」や「絶えず流れるもの」を意味します。

私たちの活動拠点である「木津川」の清らかな流れにちなむとともに、回復を目指す仲間たちが、過去にとどまることなく、「あせらず、少しずつ、前へ流れていく」ことへの願いを込めました。 この「サリタ」という場所が、社会の荒波から一時離れ、仲間と共に穏やかな時間を取り戻す「癒やしの水辺」となるよう、スタッフ一同、誠心誠意努めてまいる所存です。

2. 現状と課題

「公的資金ゼロ」で守り抜いてきた、回復の場所

私たち木津川ダルクはこれまで、行政からの公的な補助金や助成制度を一切利用せず、自助努力と皆様からの温かいご支援のみで運営を続けてまいりました。 具体的には、8名が共同生活を送る入所施設に加え、地域の中に2名定員のアパートを5室借り上げ、仲間たちが回復へのステップを踏める場所を必死に守り続けています。 資金繰りが厳しい局面もありましたが、「回復したい」と願う仲間が帰れる場所を絶対に失わせてはならない―その一心で、今日まで走り続けてきました。

「施設」から、法的に守られた「家」へ

しかし、私たちが目指すのは、一時的な回復だけではありません。利用者が将来にわたって、地域の中で安心して長く暮らしていける環境を作ることです。そのためには、独自の運営だけでなく、法的に守られた安定した基盤(障害福祉サービスとしての位置づけ)が不可欠だと判断しました。

そこでこの度、これまで運営してきた生活の場の一部を移行させ、2026年3月を目処に、木津川市内にて正式な「障害者グループホーム(共同生活援助)」を開設する運びとなりました。

直面している課題:物価高騰による資金不足

現在、認可取得に向けた行政手続きと並行して、建物の改修や設備の整備を急ピッチで進めております。 しかしここで、昨今の急激な物価高騰や建築資材の値上がりが大きく立ちはだかっています。当初の想定以上にコストが膨らみ、開設に必要不可欠な設備資金が不足しているのが現状です。

長年、公的資金に頼らず運営してきた私たちですが、この新しいスタートラインに立つための初期費用だけは、自助努力の限界を超えており、皆様のお力をお借りしなければなりません。

3. 資金が必要な「本当の理由」

「建物」はなんとか用意できても、そこを「人間らしい暮らしの場」にするための資金が足りていません。

特に苦慮しているのが、空調設備(エアコン6台)や、冷蔵庫、洗濯機といった生活家電です。 これらは単なる「モノ」ではありません。

  • エアコンは、仲間たちが心身の不調を抱えながらも、安心して眠るための「安全」です。
  • 冷蔵庫や食卓は、孤立していた過去を乗り越え、仲間と共に食卓を囲む「団らん」を作るための道具です。

社会情勢が厳しく、皆様も大変な時期であることは重々承知しております。しかし、依存症からの回復を目指す仲間たちが、再スタートを切るための「家」を完成させるためには、どうしても皆様のお力が必要です。

4. ご寄付でできること

皆様からいただいたご寄付は、これからの生活に不可欠なエアコン設置費用、および家電・家具の購入費として大切に使わせていただきます。

【ご支援のイメージ】

  • 10,000円のご寄付で・・・皆が使う食器セットや調理器具が揃えられます。
  • 30,000円のご寄付で・・・電子レンジや炊飯器などの調理家電を1つ購入できます。
  • 100,000円のご寄付で・・・エアコン1台を設置し、快適な居室を提供できます。

5. 共に歩んでください

「もう一度、やり直したい」 そう願う仲間たちが、地域の中で胸を張って生きていけるように。 新しいグループホームは、単なる住居ではなく、回復の希望そのものです。

どうか、この新しい「家」の最初の一歩を支えるパートナーになってください。 温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。

 

ご寄付サイトへ
木津川ダルク 新規グループホーム開設に伴うご支援のお願い~新しい「回復の家」を作るために、力を貸してください~

 

直接のご寄付


- ご寄付振込銀行口座 -

京都銀行 木津支店 普通口座
口座番号:3765453
口座名:木津川ダルク 代表 加藤 武士
(キヅガワダルク ダイヒョウ カトウタケシ)

- 郵便振替 ー
(口座番号)00910 – 2 – 202402
(名義)木津川ダルク

※直接ご寄付の場合、ご寄付者のご連絡がわからないので、以下の申込書をFAXもしくしくはメールにてお知らせください。
寄付申込書_2025.12.24

UNODC ワールド・ドラッグ・レポート

プレスリリース 2025.06.26
UNODC ワールド・ドラッグ・レポート

2025: 世界的な不安定化が世界の薬物問題の社会的、経済的、安全保障上のコストを増大
ウィーン、2025年6月26日 – 世界的な不安定の新たな時代は、世界の薬物問題への対処における課題を激化させ、組織犯罪グループを増長させ、薬物使用を史上最高レベルに押し上げていると、本日発表されたワールド・ドラッグ・レポート 2025 で国連薬物犯罪事務所(UNODC)は述べています。
「今回のワールド・ドラッグ・レポートは、組織的な薬物密売グループが適応し、世界的な危機を悪用し、脆弱な人々を標的にし続けていることを示しています」と、UNODC事務局長のガーダ・ワリーは述べました。「私たちは予防に投資し、違法なサプライチェーンのあらゆる地点で薬物取引の根本原因に対処しなければなりません。そして、テクノロジーを活用し、国境を越えた協力を強化し、代替生計手段を提供し、これらのネットワークを動かす主要なアクターを標的とする司法措置を講じることで、対応を強化しなければなりません。包括的で協調的なアプローチを通じて、私たちは犯罪組織を解体し、世界の安全保障を強化し、地域社会を保護することができます。」
2023年には、3億1,600万人(15~64歳の人口の6%)が薬物(アルコールとタバコを除く)を使用しており、2013年の5.2%と比較して増加しています。2億4,400万人の使用者がいる大麻は依然として最も広く使用されている薬物であり、オピオイド(6,100万人)、アンフェタミン(3,070万人)、コカイン(2,500万人)、エクスタシー(2,100万人)がそれに続きます。報告書は、苦難、不安定、紛争から逃れてきた新たな脆弱な人々のグループが、これらの数をさらに増加させる可能性があると警告しています。
報告書には、薬物密売と組織犯罪、薬物使用が薬物使用者、その家族、地域社会、社会の健康に与える影響、そしてヨーロッパにおける薬物が環境に与える影響に関する特集章が含まれています。
世界のコカイン市場が記録を更新
コカインの生産、押収量、使用量はすべて2023年に新記録を樹立し、コカインは世界で最も急速に成長している違法薬物市場となっています。違法生産は3,708トンにまで急増し、2022年と比較して約34%増加しました。世界のコカイン押収量は2,275トンという記録的な高水準に達し、2019年から2023年にかけて68%の増加を示しています。一方、コカインの使用者は2013年の1,700万人から2023年には2,500万人に増加しました。
報告書は、コカイン密売業者がアジアとアフリカの新しい市場に参入していると指摘しています。かつてラテンアメリカに限定されていた違法コカインの分野を特徴づける悪質な暴力と競争は、西バルカン半島の組織犯罪グループが市場に対する影響力を増すにつれて、現在西ヨーロッパに拡大しています。
合成薬物市場は拡大を続ける
低運用コストや検出リスクの低減といった要因により、合成薬物市場は世界的に拡大を続けており、メタンフェタミンやアンフェタミン(「カプタゴン」を含む)などの**アンフェタミン型興奮剤(ATS)**が支配的です。ATSの押収量は2023年に過去最高を記録し、合成薬物の世界の総押収量のほぼ半分を占め、次にフェンタニルを含む合成オピオイドが続きました。
シリアのアサド政権の崩壊は、カプタゴン取引の将来に不確実性をもたらしました。政権移行後、国内で大規模なカプタゴン製造工場が発見されました。この発見は薬物の供給を混乱させる可能性がありますが、2024年と2025年の最新の押収データは、カプタゴンが引き続き主にアラビア半島の国々へ流れていることを確認しており、これは以前に蓄積された在庫の放出、または異なる場所での生産継続を示唆している可能性があります。
薬物密売は莫大な利益をもたらす
推定値は様々ですが、違法薬物取引は年間数千億ドルを稼ぎ出しています。犯罪グループは、生産を増強し、化学的に薬物を隠す新しい方法を見つけ、コミュニケーションを隠し、流通を増やすためにテクノロジーを使用するなど、絶えず革新を続けています。
回復力があるものの、組織犯罪ネットワークは破壊される可能性がありますが、薬物密売グループの目的と構造をより深く理解する必要があります。犯罪グループをマッピングすることで、彼らの脆弱性、主要なアクター、イネーブラーを浮き彫りにし、介入可能な領域を特定することができます。法執行機関はまた、薬物サプライチェーンで使用されるツールの洗練度に匹敵するテクノロジーとスキル研修への投資も検討すべきです。
薬物使用の影響
薬物使用障害はすでに個人、地域社会、医療システムに多大なコストを課しており、多国間主義からの離反と資源の再配分が増加することで、問題は激化する可能性があると報告書は指摘しています。
薬物使用障害への対処を怠るコストは高く、2021年には約50万人の死亡と、障害および早死による2,800万健康寿命損失年(DALY)が発生しました。2023年には、薬物使用障害を持つ人々のうち、何らかの薬物治療を受けたのは12人に1人だけと推定されています。政策やエビデンスに基づいた保健・社会サービスの利用可能性などの要因は、薬物使用が人々と地域社会の健康に与える影響を軽減するのに役立ちます。
薬物が環境に与える影響
報告書によると、薬物使用、薬物栽培と密売、および違法薬物経済に対処するために制定された政策対応はすべて、ヨーロッパの環境に影響を与えています。薬物栽培/生産の潜在的な結果には、森林破壊やその他の土地利用の変化、ならびに空気、土地、水の汚染が含まれる可能性があり、これらは地域レベルで大きな影響を与える可能性があります。
ヨーロッパでは2013年から2023年の間に、解体された秘密の薬物製造所の数が増加しました。この製造は大量の廃棄物を生み出し、かなりの清掃と生態系回復のコストにつながる可能性があります。それにもかかわらず、報告書は、薬物政策対応の設計と実施において環境への害が優先されていないこと、そして多くの廃棄物やその他の環境への影響が考慮されていないことを発見しました。
全レポートはこちらからお読みください:www.unodc.org/wdr
詳細については、以下にお問い合わせください:
ソニア・イー
UNODCアドボカシーセクション長
携帯電話: (+43-699) 1459-4990
Eメール: unodc-press[at]un.org

https://www.unodc.org/unodc/en/press/releases/2025/June/unodc-world-drug-report-2025_-global-instability-compounding-social–economic-and-security-costs-of-the-world-drug-problem.html