年末恒例のお餅つき

年の瀬、冬の澄み切った青空の下、木津川ダルクの庭に、もち米の香りが食欲をそそる、一年で最も賑やかな日がやってきた。総勢35名の仲間たちと、20kgのもち米を相手に、昔ながらのお餅つき大会を開催。

庭先で蒸し器の蒸気の立ち込め、もち米がふっくらと炊き上がり、焚き火の炎がパチパチと弾ける庭では、大きな臼と杵が用意された。初めて杵を持つ仲間もいれば、慣れた手つきで餅を搗くベテランも。力任せに搗こうとする若者に、年長者が「餅は優しく包み込むように搗くんだよ」と声を掛け、その温かい手から手へ、伝統が受け継がれていく。

臼の中で、もち米が粘り気を出して一つにまとまり始める。力強いリズムに乗って、杵が上下するたびに、もち米が白く輝き、参加者たちの顔が笑顔に。搗きたての餅は、まだ温かくて柔らかく、口にするとほんのりとした甘みが広がる。

「今年の餅は格別だね」「来年もまたやりたいね」と、言葉が弾む中、参加者たちは、自分たちの手で作ったお餅を頬張り、互いの笑顔と、冬の澄んだ空気を分かち合った。この日の思い出は、きっと彼らの心に、温かい光として長く残り続けるだろう。

こうがくんが虹の橋を渡っていきました。

この度、スタッフ犬こうがくんがリードを外した隙に一人で散歩に出かけてしまい交通事故により永眠いたしました。 

突然のことでまだ信じられません。こうがくんが木津川ダルクにやってくることになったのは、飼い主さんと一緒に過ごせなくなくなり、木津川ダルクに入所しました。その頃は慣れないホームで寂しい鳴き声をあげていましたね。少しずつ懐いてくれ木津川ダルクのメンバーを文句も言わずに散歩に連れ出してくれましたね。また、この時期にはサンタの衣装を着たりしてみんなを和ませてくれましたね。こうがとの楽しい日々を忘れずに、これからも前向きに生きていこうと思っています。  感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうこうがくん。 安らかに眠ってください。