依存症からの回復を支援しているみなさまへ
大麻使用罪が創設されてから一年が経ちました。私たちはこれまで、「処罰ではなく、回復へ」というメッセージを掲げてきましたが、社会の状況はむしろ逆行しているように感じられます。
いま求められているのは、「違法薬物であるか否か」という線引きではなく、処方薬など適法な薬物を含め、依存によって生活に困難を抱える人々が、再び自分らしい生き方を選び取っていけるような支援と政策です。
このたび、私たちは久しぶりに、じっくりと“薬物問題の最前線”を学び合う二日間の研修会を企画しました。現場の実践を共有し、制度や支援のあり方をともに考える時間にしたいと思います。
みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
日時:2026年1月24日(土)、25日(日)
場所:TKC研修センター(東京都新宿区揚場町2-1 軽子坂MNビル2F)
参加費 一般 12,000円(2日間通し)2日目の昼食付
学割 6,000円(2日間通し)2日目の昼食付
懇親会:4,000円
お申し込み方法の詳細は、後日あらためてご案内いたします。
専用の申込ページを開設予定ですので、公開まで少々お待ちください。
主催:一般社団法人 刑事司法未来
演題(仮)と講師
アディクションとスティグマ -隠さなくてよい社会へ-
加藤 武士 (一般社団法人 回復支援の会 代表理事)
ハーム・リダクションの光と影
丸山 泰弘 (立正大学法学部 教授)
市販薬のオーバードーズの理解と対応 -ダメと言わない支援のススメ-
嶋根 卓也 (国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 心理社会研究室長)
司法制度と薬物事犯
石塚 伸一(一般社団法人刑事司法未来 代表理事)
精神科医療と治療共同体
伊波 陽(特定非営利活動法人 Alima 訪問介護ステーションアンテリア 管理者 看護師・保健師・公認心理師)
ダルクの実践
岡﨑 重人(川崎ダルク 代表理事)


