まだ実感が湧かないというのが正直なところだ。
彼とは遠く離れた場所で、同じ「回復支援」という決して平坦ではない道を歩む同志だった。
初めて会った時の印象は、まさに「強面」。その容姿に、彼が乗り越えてきた修羅場の数々が刻まれているようだった。けれど、ひとたび言葉を交わせば、その顔がくしゃりと崩れ、驚くほど人懐っこく、気の好い「いい男」の顔を見せてくれた。
顔を合わせる機会はそう多くはなかったが、会えば決まって近況を報告し合い、時には会議の片隅で「やってられないよな」なんて、お互いの苦労をぼやき、愚痴を言い合った。
きれいごとだけでは済まないこの現場で、そうやって本音を吐き出せる仲間がまた一人減ってしまったことが、何より寂しい。
強面の裏にあったあの優しさと、回復への熱い想い。
遠い北の地で、仲間たちのために体を張ってきた彼の生き様を、僕は忘れない。
ゆっくり休んでください。そっちではもう、愚痴らなくていいように。
心から冥福を祈ります。
けいはんな記念公園で紅葉狩り!自然の中で心洗われる一日
今日は皆で「けいはんな記念公園」へ紅葉散策に出かけてきました。
公園に足を踏み入れると、そこはまさに秋一色。
赤や黄色、オレンジに染まった木々が重なり合い、見事なグラデーションを作り出していました。時折吹く風に舞う落ち葉も風情があり、色とりどりの紅葉に包まれながら歩くだけで、心が洗われるような気分になります。
広い園内をみんなでゆっくりと歩き、景色を眺めたり写真を撮ったりして、深まる秋を存分に満喫しました。
そして、今回の一番の楽しみといっても過言ではないのがランチタイム!
青空の下、広場で車座になって「おにぎり弁当」をいただきました。
普段食べるおにぎりも美味しいですが、こうして美しい自然の中で、澄んだ空気と一緒に味わうと、何倍も美味しく感じられるから不思議です。「やっぱり外で食べると最高だね!」と、あちこちで笑顔がこぼれました。
美しい景色と美味しいご飯、そして仲間との穏やかな時間。
とても気持ちのいい、リフレッシュできた一日となりました。また明日から頑張れそうです!





「ひとりでは生きていけない」は弱さじゃない —— 孤立を抜け出し、回復という“奇跡”を起こすための「つながり」の力
1. ひとりぼっちでは回復できない
人間はひとりでは生きていけません。薬物依存から回復するためにも、世の中や人と関わることが絶対に必要です。自分自身と向き合い、家族や大切な人を愛し、そして「ダルクやNA(自助グループ)」の仲間と心を通わせる。そうやって人とつながることで、はじめて薬を使わない「クリーン」な生活が続けられるのです。
2. 人間関係が苦手でも大丈夫
依存症になると、人と長く付き合えなかったり、嘘をついて人を遠ざけたりしてしまいがちです。薬を使っていた頃、家族や周りの人を傷つけ、信頼を失ってしまった人もいるでしょう。
「自分はまともな人間関係なんて作れない」と落ち込むかもしれませんが、諦めないでください。同じ悩みを持つ仲間たちが、「人は変われる」ということを証明してくれています。
3. 仲間が一番の薬になる
薬をやめるための助けは、ただの仲良しグループからは得られません。「ひとりの依存症者が、もうひとりの依存症者を助ける」。これ以上の治療法はないのです。
仲間同士で助け合い、正直な気持ちを話し、時には失敗して苦しむ姿さえも見せ合う。そうやって信頼関係(スポンサーシップ)を築く練習をすることで、社会の中で生きていく土台ができていきます。
4. 人の中で成長する
回復の道のりは、平坦ではありません。人と関われば、意見が合わずに揉めたり、辛い思いをしたりすることもあります。でも、そこで薬に逃げず、自分の責任として問題に向き合うことが大切です。
グループで人との関わり方を学べば、それは家族や職場、地域での生活にも必ず役に立ちます。
5. 回復という「奇跡」
薬をやめてクリーンになることは、それだけで奇跡的なことです。でも、奇跡はそれだけではありません。
人の中で揉まれ、様々な感情を味わいながら成長することで、あなたは「地に足のついた、頼りがいのある、愛すべき人間」へと変わっていくのです。人とのつながりは、人として生きる喜びを教えてくれます。

